発達障害はKYなのか?
小林隆児氏の書いた、「甘えたいのに甘えられない」「あまのじゃくと精神療法」
などを読むと、母子間で、発達障害の子供は一人で居ると心細そうにするが、
母親が構おうとすると、わざと距離をとる、という、甘えれないので拗ねる、
あまのじゃく、という行動に出るとのことだ。
発達障害のある程度大きくなった人がKYな言動、行動をするのも、
もしかすると、甘えたい、関わりたいという本人もあまり自覚していない
情動を刺激して、そのため知らず知らずのうちに、その場になじむ言動、
行動とは逆のことをしているので、KYに見えるが、実際は場の空気を過敏に
感知して、逆のことをする行動パターンが身についているだけなので
はないのだろうか?
「甘える」「拗ねる」「空気を読む」という表現は外国語にはないので、
海外の研究者には見えても表現する語彙が無いので、
そのような関係障害については、日本語話者意外には
表現することが極めて困難なのではないのだろうか?