暴力が正しい家庭もある。

子供の頃から親に何かを教わったことや遊んだことがなく、

親も誰からも相手にされない人だった。

9歳位の頃、母親によく解らない理由で正座をさせられ顔面を往復ビンタされていた。

これはこうするものだ、こうするのが正しい、というのを教わらず、

急に暴力を振るわれたから、外部からの暴力が正しく、自分の感覚など

意味が無い世界にいたのだと思う。

シャーンドル・フェレンツィという人は、子供が虐待された場合、

思考の上で対抗できないことも在るというようなことを書いていた。

ネグレクトで善悪とかいろいろ教わっていないと、

親や外部からの暴力が正しいと思うケースも多いのだと思う。