「草原の輝き」ウォーレン・ベイティ、ナタリー・ウッド
アメリカは恵まれている国だな、という感想。
ウォーレン・ベイティの役はなんやかやあっても牧場経営をして
やっていけるし、大恐慌になっても、格段に安く使える黒人や
メキシコ人が様々な仕事をする。
映画製作当時の見方では、北部ヨーロッパ系ではなく、格下のイタリア人と結婚した、
都会生活ではなく田舎で農業をしている、ということなのだろう。
ナタリー・ウッドの役の両親も、株の儲けを先進的治療につかえて、
無駄にならなかった。
国内で資源も農産物も賄えることが、どれだけ恵まれているか
考えたことがないのだろう。
他の国に占領されたり、支配されたり、侵略されたりすることが
なかった例外的な国というのも大きいのだろう。