パニック障害だった頃の話2
街中の地下鉄の駅で電車に乗っていられなくなり、
降りて改札を出て喫茶店で休憩。
小銭しかもっていなかったので、電話で母親に家にお金を置いておくか、
持ってくるかを頼んだ。
その駅まで母親は来たのだが、
とりあえず中に入れてしまえば乗るだろうと考えたのか、
改札越しに手招きしたので横の柵の所で話すと、気にせずに電車に乗るようにと
言ってきた。
なんとか外に出てもらって、タクシーに乗ると、すかさず運転手さんに
数百円運賃が安くなるコースを指示した。
常にいつも第一に、お金をけちる事を最初に考える人だった。