反対側の世界
アスペだとか、人の目を見ないなどといわれるが、
子供の時に、一時期、母親に意味不明なことで、顔面を殴打されていた。
それからはじっとしていない暴力的な子供だった。
記憶力がよく学校のテストは点を取れたため、何の援助も受けられなかった。
最近、自分は感じたことの反対側のことを思うという習性を
自覚するようになった。
母親の虐待の影響なのだろう。
児童精神科医の小林隆児氏も、「発達障碍の精神療法:あまのじゃくと関係発達臨床」
のなかで、「母親が近づこうとすると離れ、母親が離れると寂しそうにする」
という発達障害の子供の在り方を解り易く解説していた。
感じたことの反対を反射的に思うのなら、渡辺あさよ氏の言う
「イメージと言葉の解離」ということに繋がって当然だろう。