テレビドラマ「永遠の仔」について

ドラマの最初の方で、渡部篤郎の役の子供時代のシーンで

母親から頬骨のあたりをバコーンと殴られるシーンがあった。

それについてクリニックのワーカーに

「ああいう風に殴られると、頭の中がグワーンとなるねん」と言うと、

そのワーカーは

「そんなん聞いたらウワーとなる」と、

ショックを受けていたようだ。

しかしながらPTSD等の知識が無かったためか、

テレビで見た社会的引きこもりの枠に入れようとしていた。

自分で今から考えると、大きな身体的、心理的衝撃で鏡像関係の基礎から

無くなったのだろう。

それまでは、運動が苦手ながらも、他の子供とは遊んでいた。

母親は教員からいろいろ言われていたようだが、

父方の叔母さんにしつこく勧められていた新興宗教に行くようになって、

何もしなかったようだ。