ハラスメントの連鎖について

日本映画の「兵隊やくざ」など、様々な映画で日本兵の部下に対する制裁などとしての暴力行為が描かれていますが、戦争に負けた後にもそのようなことを見直す前に、朝鮮戦争ベトナム戦争などで儲けたことで、上の立場から下の立場への暴力や、官から民への天下り、民間でも自社系列の下の企業への天下りなどが、批判されにくいことが続いたことは、様々な負の影響を及ぼしていそうです。

東大教授の安富歩さんは、そのようなプチ権力構造が日本には多くあるため、財政を膨らましても効果は少ないだろうとユーチューブの「一月万冊」で言っていました。

上から天下ってきた人が企業の要職について、知らないことにも色々と言ってきたら、天下られた方はやる気を無くしそうです。

 

母親の往復ビンタについて

子供の頃、一時期、母親によくわからない理由で正座させられて、

顔面を往復ビンタされていた。

母方の祖父は戦前、戦中の日本の商社の韓国支社長だったとのことだから、

周囲の親族などが韓国で現地人にそうしているのを見て、

自覚せずに真似て、こちらにもそうしていたのかもしれない。

普通の家庭で育った人では、やりそうにない行動だと思う。

しんどいから辞めさせてください 4

戦前とかに、食うためや親族に金を送るためなどで

軍隊に入った人には、入った理由や経緯はどうであれ、

しんどいから辞める、苦しいから辞めるという選択肢は無かっただろうし

思いつかなかっただろう。

「徴兵懲役一字の違い」と言うくらい待遇が悪くても、

外の最も貧しいひとたちと比べると、かなり良かったのだろう。

そういうことが、戦後もあれこれと影響していそうである。

 

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しんどいから辞めさせてください 2

中井久夫氏は、軍人の家系とのことで、軍上層部の様々な事に

不満を持っていたようだ。

しかしながら、食うためや家族、親族に金を送るために軍隊に入った、入れられた

人達からすると、

わざわざ軍関係の士官学校などに行き、自分から軍隊に入った人たちが

後から何か文句を言って いても、関心を持たなさそうである。

 

 

しんどいから辞めさせてください

学校時代に、球技部に入って、そこで話す相手もいない、ランニングにも

付いていけない、という状態だった。

そこに同じクラスの人が自分の別の球技部の事を「ワー」という感じで話してきた。

そのまま、マヒ状態的な感じでそちら行き、夏の練習になったら、体力的に

しんどい、周りと何かずれていることをしているようで、周囲が戸惑う、という事で

電話で上級生に辞めたい旨言ったのだが、なにか通じずにいろいろ言っているうちに

相手が切れて、秋まで辞められなかった。

今から考えると、「しんどいから辞めさしてください」で辞められたのかなと思う。

ちょっと話は飛ぶが、うちの母親は一刻も早く立ち去りたい家にいて、

外で金を稼ぐ自身が無かったから、そのまま出ていけなかった。

こちらにしても、その後の学費を通帳に入れてまとめて渡してもらえば

直ぐに出ていけたのではないかと思う。

最近、何かとパワハラ経済的徴兵制などが言われているが、

昔の方がひどかったのだろう。

 

 マヒの話はこちら

 

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